1.仕事でパソコンを使う人に共通する悩み
仕事で長時間パソコン作業をしなければいけない人には様々な悩みがあるものです。その中で最も共通する悩みは目の疲れ、いわゆる眼精疲労ではないでしょうか。
長時間パソコン画面に集中しているとまばたきの回数が減り、涙が出にくくなります。そして涙の量が減ると目がさらに疲れやすくなり、睡眠障害の原因にもなります。
また目の疲れはまばたきの回数の減少だけでなく、画面から発せられるブルーライトにも原因があります。
2.ブルーライトが与える目への負担
そもそも目というのはブルーライトに限らず光を感知したときに少なからず細胞がダメージを受けます。
それでも本来備わっている目の回復機能によって受けたダメージを回復することができます。
それならブルーライトなんて問題ないのでは?と思うかもしれませんが、ブルーライトは他の光と決定的に違う特徴があります。
それは短波長の高エネルギー可視光線であること。
分かりやすく言えばお肌の大敵として名高い紫外線の次に強い強力なエネルギーをもった光、ということです。
なので、目が細胞のダメージを回復しようとしても回復が追い付かないのです。
結果、網膜が損傷したり、眼精疲労による睡眠障害など様々な症状の発端となってしまいます。
3.対策方法
だったら画面の明るさを変えればいいのでは?
と思うかもしれません。確かにそうすることで画面からの光量は抑えられますが、ブルーライトの恐ろしさは光量ではなく、波長の短さなので関係ないのです。
そこで簡単にできるブルーライト対策を3つほどご紹介。
3.1パソコン画面を夜間モードにする(Windows10)
設定後はこんな感じ。(ちょっと極端な設定)
まずはパソコンの設定変更だけでできる簡単な対策から。これだけでもだいぶ変わりますよ。もちろん後から変更もできます。
デスクトップの左下のからメニューを開いて設定をクリック。
システムをクリック。
ディスプレイの夜間モードの「オフ」を「オン」にして夜間モードの設定をクリック。
あとは自分の好みの色味に合わせるだけ。
3.2ブルーライトカットフィルムを貼る
家電量販店のパソコンコーナーにあるブルーライトカットフィルム。貼るだけで目への負担がだいぶ和らぎます。画面へのキズ防止対策にもなるのでおすすめ。
3.3ブルーライトカット眼鏡をかける
ファッションとしても使えるブルーライトカット眼鏡。必要なときにかけるだけ。カット率は商品によりますが、クリアレンズだと60%程度が最大。
度付きの眼鏡でもオプションでブルーライトカットレンズがあるので、普段眼鏡の方も安心。
4.疲れたらホットアイマスクでリフレッシュ
ただ、ブルーライトをカットしたとしても長時間画面を凝視しているとやっぱり目は疲れるもの。そういう時は一度目をリフレッシュさせましょう。
一番効果的なのは目の周りを温めて、血行を促進させること。
温めたタオルを目に当てるだけでも疲れが和らぎます。
タオルを準備するのが面倒なら使い捨ての蒸気ホットアイマスクもありますし、USB電源のホットアイマスクもあります。パソコンのUSBポートに挿すだけで徐々に温まるのでパソコン作業の休憩時間には相性抜群です。