コロナ第2波が徐々に収まっていき、東京でもようやく夜の歓楽街の規制緩和が解除されつつある。
おそらく第3波もあると思うけど、ひとまず今は峠を越したと考える人も多いと思う。
そんな世の中で一気に普及したのが在宅勤務だったり、オンライン授業。
私は今年は研究オンリーなので、オンライン授業の経験はないが、内定をもらった企業の面接はすべてオンライン面接だった。
一度工場見学をしただけで、実際に職場に赴いたのはそれだけ。
面接官とは実際にあったこともなく、事前に送ったESとオンライン面接のみで内定が決まった形だ。
企業側も今年の異例の事態に対して、この学生を採用しても良いのかどうか、判断に困っただろうし、私もこんなんで自分の良さが伝わっただろうかと不安になった。
まさにオンラインショッピングで服を選ぶ感じそっくりだと思う。買う側はその服が自分にぴったしなサイズなのかデザインなのか実際に見ないとわからないから。
画質は荒く、映っているのはほぼ顔だけ。声は突き詰めれば電気信号を音に変換させた、本人に限りなく近い偽物の音。そこには本人特有の雰囲気だったり、オーラだったり言葉では説明が難しい細かなことは全く伝わらない。
せめて一度でもあったことがあれば、少しは画面越しでも感じ取れるかもしれないけど、面識のない人同士なのでそんなものは全く感じ取れない、というか知らない。
肌荒れがひどい私としては、画質が荒いのは正直よかったぜ(笑)と思ったが、それでもやっぱり直接会って面接を受けたかった。
自分を売るからには、直接会ってもっと自分のことを知ってもらいたいと思った。
これはオンライン授業も同じ。既にいろんなところで言われているが、やはり一番不憫なのは今年入学した一年生だろう。
ある程度交友関係が出来上がっている2年生たちは、誰がどういう人で、どこまで冗談を言ってもいいか、どのくらいの頻度で連絡を取っていいか、今まで直接会ってきて雰囲気もわかっているから寂しくなったら気軽に連絡を取れる。
しかし一年生は、入学してから一度も直接あっていない。(少なくとも私の大学では。)
そんな中でオンライン授業が開始され、大学で知っている人といったら、画面に映る教授と生徒のみ。
休み時間に一緒に学食に行ったこともない画面上の学生とどんなに話せるようになっても、やっぱり直接会わないと実感できない安心感がそこにはない。
どんなにオンライン環境が発展しても、人肌恋しいという感情は人に会わないと根本的には直らないと思う。
なんにせよ、早くこの状況が改善されるのを願っている。
さて、午前から学校に来てもうすぐ17時、ここまで1時間ほどずらーっ
と書いてきたが、誰一人として研究室に来ない。
他の研究室では遅れを取り戻すために実験したり、データ整理してるのになあ。
、、、う~ん、やはりこの状況はどうにかしたほうがいいな(笑)